「AIが間違えた」では済まされない。
システムを「仕上げる力」を身に着けます
「品質と責任が心配で踏み出せない」——
その勘は、正しいのです。
AIの登場で、経験者がいなくてもシステム開発を始めること自体は容易になりました。多くの経営者・管理職が、すでにそう感じています。
「進められそうだが、進めていいのか分からない」という迷いは、経験不足の証ではなく、正しい危機感です。AIは指示された範囲でしか動かず、要件の誤り、リスクの見落とし、品質の甘さを自分で気づいて正してはくれません。
経験の浅いまま推進すれば、動いているように見えても業務では使えない、重要なセキュリティ・性能面の抜けに気づけない、AIや外部の専門人材の報告が正しいかどうか判断できないといった問題が起こります。
完成したシステムを利用者に提供するのは企業です。障害、情報漏えい、誤処理、納期遅延が発生したとき、説明と対応の責任を負うのも経営者・管理職です。
AIや外部の専門人材に実装を任せることと、判断や責任まで手放すことは同じではありません。
AIの出力をそのまま信じてしまう
指示があいまいなままAIに実装させると、動くコードはできても、業務要件を満たしているかどうかは別の問題です。
見えない品質要件が抜け落ちる
性能、可用性、セキュリティ、監視、ログ、バックアップなどは、明示しなければ後回しになりやすい領域です。
「完了しました」だけでは品質を判断できない
AIも外部の専門人材も完了を報告しますが、その正しさを検証する視点がなければ、品質は確認できません。
最終的な説明責任は経営者・管理職に残る
AIや外部の専門人材を使っても、顧客や社内に対して「なぜこの仕様で受け入れたのか」を説明する責任は経営者・管理職にあります。
必要なのは、プログラミングやAIを扱う知識ではありません。
何が必要なのかを言語化し、成果物の品質と信頼性をチェックし、責任を果たすためのノウハウと覚悟です。
企画から完了判定まで、
AI時代の開発を管理する力を学びます。
個別のプログラミング技術ではなく、目的、要件、データ、構成、計画、進捗、品質をつなぎ、AIや外部の専門人材の成果を検証しながらプロジェクト全体を管理するための考え方を学びます。
特定の言語やクラウド、開発フレームワークの実務経験がなくても、体系的に身につけられる内容です。
01 作るべきものを整理する
業務課題、利用者、対象範囲、機能要件、完成条件を、経験がなくても整理できる型に沿ってまとめます。
02 業務をデータとして整理する
人、物、出来事、関係、ルールを整理し、管理すべきデータと履歴を考えます。
03 AIの出力を検証する
AIが生成したコードや提案が要件を満たしているか、抜け漏れやリスクがないかを確認する視点を養います。
04 計画・進捗・変更を管理する
作業を実行可能な単位へ分解し、優先順位、依存関係、未完了作業、変更の影響を把握します。
05 開発成果物をレビューする
変更の経緯と影響範囲を確認し、レビュー、修正依頼、再確認、承認を行うための視点を学びます。
06 テストと完了を判断する
品質目標からテストを計画し、不具合、再テスト、残存リスクを踏まえて完了の可否を判断します。
ライブで対話し、
短い演習を積み重ねます。
オンライン会議ツールを使用した同時双方向型オンライン研修です。
説明を聞くだけではなく、質疑応答、小テスト、事例検討、短いツール実習、講評を組み合わせ、毎回の理解を確認しながら進めます。
説明
その回の考え方と判断基準を整理する
事例
実務で起こりやすい状況に当てはめる
演習
小テストや短いツール実習を行う
講評
回答と判断理由を確認し、理解を深める
| 実施回数 | 全18回 |
|---|---|
| 実訓練時間 | 合計18時間(1回60分) |
| 標準実施期間 | 約5か月 |
| 実施形式 | オンライン会議ツールによる同時双方向型オンライン研修 |
| 日程 | 企業ごとに調整 |
| 対象 | システム開発プロジェクトに携わる担当者、推進リーダー候補(システム開発マネジメントの実務経験は不問) |
| 前提 | 基礎的なプログラミングの知識、PCの基本操作。特定の言語・クラウド・開発フレームワークの実務経験は不要です |
少人数の企業研修として、
1名から申し込めます。
全18回の日程調整、教材、実習、受講状況の記録を企業ごとに準備するため、最低受講料を設定しています。
人数別の受講料
- 受講者1名または2名:合計700,000円(税抜)
- 受講者3名以上:受講者数 × 350,000円(税抜)
料金に含まれるもの
- オンライン会議ツールによる全18回のライブ研修
- 研修資料
- 小テスト
- 実習用資料・研修用環境
- 実習内容に対する講評
- 受講状況の記録
人材開発支援助成金の
活用を検討できます。
本研修は、企業内のデジタル化・DX化に必要な専門知識と技能を学ぶ、合計18時間の同時双方向型オンライン研修として設計しています。
受講企業の事業計画、受講者、職務との関連性などの要件を満たす場合、人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」の活用を検討できます。
上記は2026年度制度の例です。
助成金の申請は受講企業様側で実施頂く必要がございます。支給の可否と金額は、受講企業の事業計画、対象者、訓練内容、受講実績、賃金・受講料の支払状況などをもとに、管轄労働局が審査して決定します。当社は助成金の支給を保証するものではありません。制度内容は改正される場合があるため、申請前に管轄労働局または社会保険労務士へご確認ください。
よくある質問
どのような企業・担当者が対象ですか。
システム開発の内製化を目指す企業で、これから開発プロジェクトに携わる担当者、推進リーダー候補を対象としています。特に、社内にシステム開発の経験者が少なく、AIや外部の専門人材の成果をどう判断すればよいか不安がある方に適しています。経営者・管理職の方ご自身の受講も歓迎します。
プログラミングやシステム開発の実務経験は必要ですか。
基礎的なプログラミングの知識と、PCの基本操作を前提としていますが、特定のプログラミング言語やクラウドサービス、開発フレームワークの実務経験は必要ありません。本研修では、コードを書く技術そのものではなく、AIや外部の専門人材の成果物を業務の視点から判断するための考え方を学びます。
1名から受講できますか。
1名から受講できます。ただし、1申込み当たりの最低受講料は700,000円(税抜)です。受講者が1名または2名の場合の受講料総額は同額です。
オンラインでどのように受講しますか。
オンライン会議ツールを使用し、講師と受講者が同じ時間に接続する同時双方向型で実施します。録画を一人で視聴する形式ではなく、資料共有、質疑応答、小テスト、実習、講評をリアルタイムで行います。
研修内容を自社向けに調整できますか。
標準カリキュラムを基本として、企業の業種や課題に合わせて、説明で扱う事例や各分野の重点配分を調整できます。研修目的、総時間、受講料に影響する大幅な変更は、別途ご相談ください。
実際の開発案件や顧客データを研修で使用できますか。
本研修は通常業務と区分したOFF-JTとして実施するため、研修用に準備した事例、資料、ソースコード、データを使用します。実際の顧客案件の成果物を作成する研修ではありません。また、顧客や取引先の秘密情報を研修へ持ち込まないようお願いしています。
人材開発支援助成金を利用できますか。
受講企業の事業計画、対象者、職務との関連性などの要件を満たす場合、「事業展開等リスキリング支援コース」の活用を検討できます。詳しくは、管轄の労働局にお問い合わせください。
助成金申請を代行してもらえますか。
助成金の申請、計画届、変更届、支給申請は受講企業が行います。当社は申請書の作成・提出を代行しません。研修内容、実施日時、受講料、受講実績など、教育訓練機関として確認・証明すべき情報を提供します。
いつまでに相談すればよいですか。
日程調整や契約手続に時間が必要なため、希望する開始日の2か月程度前までのご相談を推奨します。助成金の利用を予定する場合は、計画届の提出期限があるため、さらに余裕を持ってお問い合わせください。
他のシステム開発研修との違いは何ですか。
特定のプログラミング言語やAIツールの操作方法ではなく、要件定義、データ設計、システム方式、計画、進捗、レビュー、テスト、完了判定を一つの流れとして扱います。開発を行う技術者を育てるのではなく、AIの結果に責任を持ち、外部の専門人材と成果を確かめ合いながら、品質と結果に責任を持てる推進担当者を育てる点が特徴です。